気になるかかとのガサガサ、なんとかしたい!かかと・足裏の角質ケア方法
寒い季節や乾燥が気になる時期、かかとや足裏がガサガサしてしまうのはよくあるお悩みですよね。サンダルの季節が来る前に、しっかりケアしてつるつるの足元を手に入れましょう!今回は、ボディブラシを使った角質ケア方法をご紹介します。
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目次
なぜかかとはガサガサになるの?
かかとがガサガサになる原因は、以下のような複数の要因が絡み合っています。皮膚の構造や生活習慣、外部環境が影響を与えることが多いです。
皮膚の構造的な理由
- 角質層が厚い
かかとは体重を支える部位のため、他の部位よりも角質層が厚くなっています。この角質層が適切にターンオーバー(肌の生まれ変わり)しないと、古い角質が溜まり硬くなります。 - 皮脂腺が少ない
かかとや足裏には皮脂腺がほとんどなく、自然に潤いを保つ力が弱いです。そのため、乾燥しやすく、ガサガサになりやすい部位です。
乾燥
- 冬場の乾燥した空気やエアコンやヒーターなどの暖房機器の使用により、皮膚の水分が奪われてしまいます。
- 入浴後や水仕事の後など、水分が急激に失われることで乾燥が進行します。
摩擦や圧力
- 歩行や立ち仕事、運動による圧力で皮膚が硬くなる「防御反応」が働きます。
- きつい靴や靴下、裸足での歩行が摩擦を引き起こし、角質の肥厚(角質が分厚くなること)につながります。
不適切なケア
- 無理に角質を削りすぎると、肌がさらに硬くなろうとする「リバウンド現象」が起きることがあります。
- 保湿ケアを怠ると、ターンオーバーが正常に働かず古い角質が溜まったままになります。
栄養不足や加齢
- 栄養不足
ビタミンAやビタミンEなどの栄養素が不足すると、肌の再生能力が低下し、乾燥や角質肥厚を招きます。 - 加齢
年齢とともに皮膚の保水力や弾力が低下し、ガサガサしやすくなります。
外的要因
- 環境の影響
冬の寒さや夏のサンダル履きによる外部環境の変化が肌に負担を与えます。 - 化学物質や洗剤
石鹸や洗剤などの使用が肌のバリア機能を低下させ、乾燥や荒れの原因になることがあります。
健康状態の影響
- 足の血行不良
冷え性や運動不足で血流が悪いと、栄養や酸素が十分に行き渡らず、肌のターンオーバーが滞ります。 - 疾患の影響
アトピー性皮膚炎や乾癬(かんせん)、糖尿病などの疾患があると、かかとの乾燥やひび割れが起きやすいです
かかとのガサガサ、原因を踏まえた対策のポイント
かかとや足裏は、毎日のケアが積み重なることでつるつるに近づきます。自分に合った方法を見つけて、無理なく続けることを目指しましょう!
- 定期的な足浴で肌を柔らかくする
- お湯(約38~40℃)に足を10~15分浸けます。
- バスソルトやエッセンシャルオイル(ラベンダー、ティーツリーなど)を加えるとリラックス効果も期待できます。
- 足浴で皮膚を柔らかくすることで角質が取りやすくなり、その後のケア効果が高まります。
- フットファイルや軽石で角質を除去
- 入浴後や足浴後に、フットファイルや軽石を使って硬くなった部分をやさしく削ります。
- 一方向に削るのがコツで、往復させると肌を傷つける恐れがあります。
- 力を入れすぎず、削りすぎに注意してください。週1~2回の頻度で十分です。
- ボディブラシでのマッサージ
- 天然毛やシリコン製のブラシで足裏やかかとを軽くマッサージします。
- 入浴時に泡立てた石鹸やボディソープを使いながら行うと滑らかで効果的。
- 血行促進効果も期待でき、冷え性やむくみの改善にもつながります。
- スクラブを使った角質ケア
- 市販のフットスクラブや自家製スクラブ(砂糖+オリーブオイル、または塩+ココナッツオイルなど)を使います。
- 優しくマッサージしながら古い角質を取り除きます。
- 自然由来のスクラブは肌への負担が少なく、敏感肌の方にもおすすめです。
- 保湿ケア
- ケア後は必ずクリームやオイルでしっかり保湿します。毎日の保湿がかかとのガサガサ予防に重要です。
- 尿素やセラミドなど保湿成分配合クリームやシアバター、ココナッツオイルなどが効果的です。
- 夜寝る前に塗布し、綿の靴下を履いて保湿効果を高めるとより効果的。
- 食生活と水分補給を見直す
- ビタミンA(皮膚の再生を助ける)やビタミンE(保湿効果)を含む食品を意識的に摂取します。
例:にんじん、ほうれん草、ナッツ類、アボカド - 1日2リットルを目安に水分を十分に摂りましょう。
- 体の内側から肌を整えることで、乾燥を根本から改善できます。
- ビタミンA(皮膚の再生を助ける)やビタミンE(保湿効果)を含む食品を意識的に摂取します。
- 予防のための靴選び
- 足に合ったサイズで、クッション性のある靴を選びます。
- 摩擦を減らすために、質の良い靴下を履くことも大切です。
- 摩擦や圧力を減らすことで、新たな角質の発生を防げます。
ボディブラシで角質ケアをする方法
ボディブラシを使ったケアは、優しく角質を取り除きながら血行促進も期待できる一石二鳥の方法です。定期的に行うことで、肌のターンオーバーが促進され、乾燥やガサガサが徐々に改善されます。
- ブラシ選び
柔らかめの天然毛や、かかと専用のブラシを選びましょう。肌に優しい素材を選ぶことで刺激を最小限に抑えられます。 - 入浴や足浴で肌を柔らかくする
入浴中や足浴後など、肌が柔らかくなっている状態で行うのがポイントです。お湯に浸かることで、角質が取りやすくなります。 - ブラシでやさしくこする
ボディブラシを使い、円を描くようにやさしくマッサージするイメージでこすります。力を入れすぎないように注意してください。 - 保湿を忘れずに
角質を取り除いた後は、保湿が重要です。お顔のケアと同様に化粧水を馴染ませて水分補給。尿素やセラミド配合のクリームやシアバターなどをたっぷり塗り、靴下を履いて保湿効果を高めましょう。
注意点
- 毎日ではなく、週1~2回程度のケアにとどめましょう。やりすぎると肌を傷める原因になります。
- ひび割れがひどい場合や痛みがある場合は、セルフケアではなく皮膚科医に相談してください。
ボディブラシの使い方
では早速ボディブラシの使い方をご説明します。
【熊野筆ROTUNDA®2Wayボディブラシの使い方】
- ブラシを濡らしてから真ん中のくぼみにボディソープを1~2プッシュ
- 手のひらで泡立ててきめ細かい泡を作る。たっぷりの泡ができたらOK
- 洗う場所に合わせてハンドルを着脱してご使用ください。ハンドルを付けると背中までしっかり洗いあげます。
今回、使用したボディブラシはこちら。
熊野筆ROTUNDA 2Wayボディブラシ ハンドル付き(村岸産業株式会社)
ハンドル部分が取り外しでき、手が届きにくい背中まで優しくスッキリ洗えます。楕円形で濡れた手でも握りやすいブラシ部分は「ふんわりタッチ」と「しっかりタッチ」の2種類からお好みに合わせて選べます。
2023年02月、応援購入サービス Makuakeにて多くのご支援をいただきました。
eo光チャンネル「ナジャ・グランディーバのチマタのハテナ」の特集コーナー、「ハテナを調査!ものしりディーバ隊」にて熊野筆ROTUNDA 2Wayボディブラシを取り上げていただきました
YouTubeに動画がUPされているので、ぜひご覧ください!
動画視聴はこちら▼
https://youtu.be/RL7bdKUnoxw?si=4AHs47fyPGUjtmQ7
ボディブラシのお手入れ方法
使用後は、ブラシについた洗浄成分をしっかりと洗い流すことが重要です。
洗浄成分が残ったままの状態で使い続けると、雑菌が繁殖してしまいカビの原因になりかねません。
できれば湿度の高い浴室はさけ、直射日光の当たらない風通しの良い場所でブラシを乾燥させてください。
- ブラシの根元部分をしっかり開き、流水で流しながら洗浄成分を洗い落とします。特に毛が短い中心部分は念入りに
- 完全に洗浄成分を洗い流したら、水気をしっかりふき取ります。毛の部分の水気をしっかりと絞り、清潔なタオルなどでふき取ります。
- 風通しの良い場所で自然乾燥させてください。ハンドル部分の先端の穴にS字フックなどでひっかけて、吊るして乾燥されることをおすすめします。
毎日ご使用になられる場合は、完全に乾燥していなくても問題はありません。
ブラシ部分のスペアのみで乾燥される場合は、ブラシ部分を下に向けて乾燥させてください。ブラシを上に向けると水が溜まりやすくなります。
正しいお手入れで長くご愛用ください。
角質ケアのその先に:美しい足元を保つコツ
角質ケアをしたら、それを維持することも大切です。普段から適切な靴を履き、乾燥しやすい季節には保湿を心がけましょう。健康で美しい足元は全身のバランスにも影響するので、定期的なケアでしっかり整えていきたいですね。
かかとや足裏のガサガサが気になる方も、簡単なボディブラシケアから始めてみませんか?毎日の小さな習慣が、美しい足元につながります!