洗顔ブラシをきちんと理解して、正しく使って美肌になる方法
洗顔筆(せんがんふで)は、一般的には”洗顔ブラシ”と呼ばれるツールで、名前の通り洗顔のときに使います。
洗顔筆を使うと、いつもの洗顔では落としきれない毛穴汚れや角質をスッキリ落としてくれます。
手で泡立てたときに比べて、非常にきめ細かいまるでクリームのようなきめ細かい泡を作ることができ、
その泡が汚れを吸着してくれます。
しかし、『実際に効果があるのか?』『かえってお肌を傷つけてしまうのでは?』と思う方もいるかもしれません。
今回は、洗顔筆を使って得られる美肌に導く効果と、正しく使いこなすために知っておきたい使い方、お手入れ方法をご紹介します。
目次
洗顔筆を使うメリット
毛穴の汚れやくすみをしっかり落とす
洗顔筆を使う最大のメリットは、普段の洗顔では落としきれない毛穴の汚れや古い角質をしっかり落としてくれること。
主に洗顔筆に使用されている山羊毛やPBTの毛先は、人間の毛穴よりも細い約0.1mmといわれており、毛穴につまった皮脂や汚れをしっかり掻き出してくれます。
角栓や角質を取り除くこでターンオーバーが正常になり、健康的な肌環境に整えます。
特に気になる小鼻など皮脂が多いパーツは、小鼻専用の洗顔筆を使って集中的にケアしていきましょう。
たっぷりのきめ細かい泡が簡単に作れる
洗顔筆を使って泡立てた泡は、毛1本1本がしっかり空気を含んで泡立てるため、手で泡立てたものと比べてとてもきめの細かい泡が作れます。
きめ細かい泡は、触れただけで皮脂や汚れをしっかり吸着し、洗浄してくれます。さらにもこもこの泡がクッションになり肌を傷つけずに洗い上げます。
その結果、肌の水分量を保ちつつしっかり汚れを洗い落とすことができるんです。
化粧水や美容液の成分が浸透しやすく
たまった角質や毛穴のつまりが解消されていない”ごわごわ肌”の状態でスキンケアをしても、
十分な効果が得られないどころか、余計に毛穴が詰まり炎症や肌荒れを引き起こす可能性も・・・。
洗顔筆でしっかりと汚れを落とした状態の肌に、スキンケアをすることで美容成分がしっかりと行き届きます。
手で洗顔していた時とはまた違ったお肌の変化を感じるはずです。
筆の適度な弾力でマッサージ効果も
たっぷりの泡をふくんだ洗顔筆は、もっちりとした弾力を含んでいます。
その洗顔筆でお顔全体をクルクルと円を描くように洗うと、毛先が適度な刺激を与えてマッサージしてくれます。
特に山羊毛のブラシは、柔らかい毛が優しく肌に触れて、必要以上の負担がかかりません。
リンパを意識しながら首筋やデコルテゾーンまで洗いましょう。
洗顔筆の使い方
筆洗顔を始める前に、普段のクレンジング方法でメイクを落としてください。
メイクが落ちたら、洗顔筆でたっぷりの泡を作っていきましょう。
手のひらでも泡立てることはできますが、小さいボウルなどを用意しておくと、たくさんの泡が簡単に作れます。
【ホイップ泡の作り方】
- まずは、しっかりとメイクを落としましょう。
- 手のひらに洗顔フォームを取り、少量の水を加えます。
- 水に濡らした洗顔筆で空気を含ませるように泡立てます。途中で少量の水を加えながら泡立ててください。
- たっぷり泡立てたら、直接筆で優しく洗ってください。
- 小さいボウルを使うとより簡単に泡立てることができます。
- 固形石鹸の場合は、水を含ませた洗顔筆を直接石鹸にこすりつけてから泡立ててください。
では、実際に洗顔していきましょう!
ブラシにたっぷりと含ませて、下の画像を参考に優しく撫でるようにマッサージしながら洗ってください。
首やデコルテもOK!洗い終わったら、泡が残らないようにしっかりすすぎましょう。
【洗顔方法】
- フェイスラインをあごからこめかみまでクルクルとマッサージ
- 小鼻などの毛穴の汚れが気になる部分もクルクルと優しく撫でましょう。
- 目の周りは皮膚が薄いので時間をかけずに素早く洗います。力を入れないで左右に動かします。
- おでこは、中央からこめかみにかけてクルクルと洗いましょう。
- 首元は上下に、デコルテは左右に。リンパの流れを意識しながら洗いましょう。
洗顔筆のお手入れ方法
洗顔筆は、形や素材に関係なく、使い終わるたびにしっかりとお手入れをしてください。
特別難しいメンテナンスは必要ありません。しっかり洗浄して、しっかり乾燥させることで清潔な状態を保てます。
また毛先の劣化を感じたら、早めに買い替えましょう。
毛が激しく抜けてきたり、肌あたりがチクチクするように感じたら、買い替え時です。
【洗顔筆のお手入れ方法】
- 洗顔料が残らないように筆の付け根までしっかりと流水ですすいでください。
- 毛の向きを整えながら筆先を握り、水分を絞り出します。
- 乾いた清潔なタオルなどに水分をしっかり吸収させます。根元もしっかり吸水させます。
- 毛の流れを整え、やや開き気味にして根元まで空気がよく当たるようにします。
- 直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管してください。
- 完全に乾いてからご利用ください。
洗顔筆を使用する時の注意点
洗顔筆の使い方を間違えると、かえって肌に負担をかけてしまい、トラブルの原因に。
自分の肌質にあった使い方と使用頻度をきちんと理解して正しく使いましょう。
使用頻度に注意! 週に1~2回くらいから始めましょう
洗顔筆は、手洗顔より洗浄効果が高いので、洗いすぎには注意しましょう。
使い始めは、1週間に1日~2日くらいがベター。朝・夜の両方は使わず、1日の汚れをしっかり落とせる夜に使用することをお勧めします。
あまりやりすぎてしまうと、必要以上に皮脂を取り除くことになり、肌が傷ついてしまいます。
そして、洗顔ブラシ使用後はいつも以上に念入りにお肌の保湿を心がけるようにしてください。
しっかり泡立てて使う
洗顔にはきめ細かい泡が必要不可欠。泡が細かければ細かいほど汚れをしっかり吸着してくれます。
洗顔料をしっかり泡立てないとブラシが直接肌に触れて摩擦をおこしダメージを与えてしまいます。たっぷりの泡で、優しく撫でるように意識して洗ってください。
ゴシゴシ洗いはNG! 強くこすりつけないで
洗顔筆は、力任せにゴシゴシする必要はありません。優しく筆で撫でるようにするだけでも十分な洗浄効果があります。
ゴシゴシこすったり、1か所を集中的に長く洗ったり、気持ちいいからと言って長い時間使用すると、
かえって肌に負担がかかって、肌荒れの原因になります。
肌が荒れているときには使用を控えよう
基本的に洗顔筆は誤った使い方をしなければ、全く問題はありませんが、肌荒れがひどいときは使用を控えてください。
ひどい肌荒れやニキビがある方、肌トラブルで通院されている方は医師に相談の上、指示に従ってください。
炎症を起こした肌には、刺激を与えないことが一番です。肌荒れをおこしている箇所を避けて使用するか、使用自体を控えるようにしましょう。
洗顔筆の選び方
洗顔筆には、いろんな形や素材のものがあります。
形や素材によって、肌あたりや感触、使い心地などが変わってきますので、ご自身の肌質や好みでお選びください。
天然毛100%の洗顔筆
山羊毛は、毛先が細く柔らかいうえ、水に濡れても毛質の劣化がしにくい特徴があります。
この細く繊細な毛先が毛穴の汚れや角栓、お肌のくすみをしっかり取り除きます。 肌当たりも柔らかく、デリケートな肌質の方にも安心して使えます。
1本1本が細いので密度の調整がしやすく、肌触りに変化をつけることができます。
また山羊の毛はよくよく見ると、少し縮れているのがわかります。
この縮れたウエーブ状の毛が多くの空気を取り込んでくれるので、洗顔ネットよりもきめの細かいクリーム状の泡が簡単に作れます。
FU-1 山羊毛100% 洗顔ブラシ
天然毛100%の洗顔ブラシ。軸が長く泡立てやすいので初心者にも使いやすくおすすめ。洗顔ブラシを保管する際の紐付きで管理しやすいのもポイント。
小鼻の黒ずみに!凹凸にフィットする小鼻用洗顔筆
角栓や黒ずみが目立ちやすい小鼻は、専用の洗顔筆を使ってすみずみまでケアしましょう。
こちらも化粧筆と同じ製造方法で作られており、肌あたりも優しくソフトな洗い心地です。
週に1~2回程度、ざらつきが気になるところに使ってみてください。
FU-5 プレミアム小鼻ケア洗顔ブラシ
細く繊細な毛先が小鼻の気になる黒ずみを集中的にケアします。週に2~3回ほどのスペシャルケアに。
見た目が可愛い!お花の洗顔筆 ギフトにも大人気
フラワー洗顔ブラシは、かわいい見た目ながらとてもボリュームのある穂先が特徴です。
お花の形の凹凸部分が、しっかりと空気を含みながら泡立ててくれるので、きめの細かい濃密な泡が簡単に作れます。
首筋やデコルテなど面積の広い部分もスッキリ洗い上げ、透き通ったお肌に導きます。
穂先にボリュームがあるので、PBT(人工毛)を混毛しています。
PBTとは、化粧筆によく用いられる人工線維のひとつで、水に強く耐久性があり、風合いのを損なわず水に濡らすことができます。
天然毛にある先細感、ウェーブ感なども再現されており、職人の混毛技術で天然毛100%のものと遜色なく使用することができます。
フラワー洗顔ブラシ (ピンク/ブルー/オレンジ/パープル)
まるで花束のような愛らしいフラワー洗顔ブラシ。全部で4色あり、お土産やプレゼントにも大人気の商品です。
フラワー洗顔ブラシ 専用スタンド
フラワー洗顔ブラシ専用のスタンド。使用後の保管時にこちらに軸を引っ掛け、ブラシを下向けにしておきます。
インテリアの邪魔をしないライフスタイルになじむ洗顔筆
「熊野筆クオリティ」の品質を男女問わずより多くの方に実感してもらいたい。
化粧筆作りのノウハウを活かしてうまれたミニマルデザインの熊野筆ROTUNDA洗顔筆。
高い技術と品質の良さで全国的に知られる広島県熊野町で製造した穂先は
職人が一つ一つ丁寧に手作りしており、速乾性・耐久性に優れたPBTと肌あたり柔らかな山羊毛を
洗顔筆に適した配合でブレンドしています。
熊野筆ROTUNDA洗顔筆(ボリューム)
0.1mmの極細毛が4.7万本!当社史上、最長毛丈の贅沢な洗顔筆。化粧筆の技術を用いた高密度の筆で顔全体を一気に洗えます。
熊野筆ROTUNDA洗顔筆(小鼻用)
指先の形状に似た適度なカーブで小鼻周りの汚れを集中的にケア。毛穴より小さい極細毛が詰まった角栓や汚れを落とします。
熊野筆ROTUNDA洗顔筆(小鼻用)
熊野筆ROTUNDA洗顔筆専用のスタンド。シンプルなデザインが魅力的で、使用後の洗顔筆をスタイリッシュに乾燥させます。
2021年03月、応援購入サービス Makuakeにて多くのご支援をいただきました。